覚えておこう!リンパの流れに効果的な食べ物って?
「リンパ」って言葉はよく耳にしますが、具体的にはどんなものなんでしょう?私たちの体には大事な役目を果たしてくれているみたいですよ。リンパの流れを良くすればむくみも解消されてダイエットにも効果的みたいです。どういう食事がいいか紹介します。
そもそも「リンパ」とはなんでしょうか?
人間を含めて脊椎動物には全身網目のように張り巡らされているネットワークのようなものがあります。これが「リンパ管」であり、その中を流れているのが「リンパ液」なんですね。 リンパの働きはふたつあって、体の中の老廃物を回収するという機能があります。老廃物は大体静脈に取り込まれるのですが、そこに入りきらないときはリンパ液となるそうです。 またリンパは免疫機能もあり、風邪やそのほかの病気を退治する役割を担っています。細菌をろ過して全身に行かないようにするフィルターのような機能もあるんですよ。
つまり私たちの体にとって重要な役目を果たしてくれているのがリンパというわけですね。ではリンパ(液)の流れを良くする食べ物とはどんなものなんでしょうか?
▶1、水分を良く飲むことが大事!
お茶やそのほかの飲み物ではなく「水」を摂取することがまず大事。起きて水を500cc飲むのがいいと言われています。1日最低でも1リットルは飲むようにしましょう。冷え性の人は「白湯」でもOK。もちろん水分をとることは便秘の予防にもつながります。
▶2、豆類(大豆製品)
タンパク質、マグネシウムが豊富に含まれている豆類を食べることがいいです。豆腐や味噌、納豆ですね。味噌汁、白いご飯に納豆なんて最適な料理だと思います。まさに日本食ですね。
▶3、海藻類
わかめ、ひじきなどの海藻類。カルシウムが豊富で、ダイオキシンの排泄を促してくれます。簡単に調理できるので、普段から取り入れたいですね。
▶4、野菜全般
ベータカロチンやビタミンCが豊富なので、抗酸化力も高まり、リンパの流れを良くする効果も期待できます。特にブロッコリー・かぼちゃ・にんじんなど緑黄色野菜を食べることを心がげましょう。
▶5、魚介類
特に青魚(さば・イワシ・さんまなど)やサケを食べるといいでしょう。人間の体に必要な必須脂肪酸が青魚・サケには多く含まれています。この必須脂肪酸、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)は油といってもサラサラしていて、生活習慣病の予防などにも有効なようです。
では逆に食べると良くないものとは?
▶アルコール類・カフェインの多い飲み物
水は摂取することで、リンパにも効果的で内臓の機能をアップさせてくれますが、アルコールやカフェインの多い飲み物(お茶やコーヒーなど)はかえって体に脱水を招いてしまいますので要注意!一日に飲む量は控えめにしましょう。
▶砂糖の多いもの・肉類
これらの食べ物は体の老化も進めてしまいますので、健康の上でも良くありません。肉は週に1.2回が理想的だそうですよ。
できれば調理に使う油もセレクトしましょう。
食べ物というとちょっと違うかもしれませんが、料理に日々使う油も大事です。エキストラバージンオリーブオイルが良く、ごま油もいいみたいです。サラダ油は酸化しやすいので良くないようです。 亜麻仁油やしそ油も必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸を含んでいますし、この脂肪酸は体内では作ることができないので摂取するといいでしょう。
ということで、リンパの流れを良くする食べ物はひいては私たちの体に全般的にいいものと言えそうです。
バランスの取れた食生活を心がげましょう!
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